ABOUT 企画概要

井田幸昌にとって初めてとなる国内美術館での展覧会「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」を開催いたします。本展覧会は、2023年7月22日から故郷である米子市美術館、9月30日から京都市京セラ美術館で開催される巡回展です。

本展では、国内未発表作を含むこれまでの絵画作品、立体作品に加えて、絵日記のように日々綴る “End of today” シリーズ、そして最新の作品までを一堂に展観いたします。

展覧会名“パンタ・レイ”とは「万物は流転する」を意味する古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの言葉です。井田は「 一期一会 」をテーマに、移りゆく時 のなかで存在する様々な、もの・こと・ひとの存在と関係性を一つ一つ拾い集め、自身の感じたリアリティを表現してきました。これはヘラクレイトスの言葉に通ずるものであり、さらには本展に対する井田の「これまでのキャリアの集大成であるとともに、新しい始まりでもある」という思いが、本展覧会名に込められています。これまでの井田作品を一堂に会する本展覧会“パンタ・レイ”では、井田自身の「変わり続けるもの」また「変わらないもの」を同時に感じていただけるでしょう。

「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」にむけて井田幸昌より

「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」にむけて井田幸昌より

芸術と人生、変わり続けていく世界に対しての私自身の内にある切実な思いから、展覧会のタイトルは「パンタ・レイ(万物は流転する)」としました。

世界を襲った未曾有のパンデミック。
私自身も混乱の中、展覧会の準備を進めてまいりました。
いろんな事を失い、また得るものも沢山あったこの数年。
つらくとも、前に進まなければ。そんな風に思い続けてきました。
希薄になっていくからこそ感じた人との繋がりの大切さ。何があろうと芸術は永遠であるということ。
そしてその芸術に私は支えられてきたということ。
世界を旅し、刹那的な思いを描き続けてきたこの10年。
今回の展覧会では最新作を含め、私の人生をつくってくれた作品たちを展示しようと思っています。
思えば狂ったように絵を描いてきました。
いまだに続くこの熱情がいったいどこから来るのか、自分でもわかりません。
しかしながら、常に真剣に自分とは何者かを考え続けてきました。そして、愛と共に筆をとり続けてきました。
そんな作品たちをみなさまに見ていただける機会をいただけた事をとても光栄に思っております。

私が生まれ育った米子。そして画家としての道を進む決意をした京都。
この両美術館での巡回展は私の原点回帰でもあり、不思議な縁のようなものを感じます。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

――― 井田幸昌

HIGHLIGHTS 見どころ

国内未発表作を含むこれまでの絵画作品、立体作品に加えて、絵日記のように日々を綴った“End of today”シリーズ、家族、友人、 著名人をモチーフに描いた “Portrait” シリーズなどの代表作から最新の作品までを過去最多のラインナップで展観いたします。また、鳥取展と京都展では一部内容を変え巡回いたします。この時、この場所でしか出会えない力強い井田の芸術をご堪能いただける機会になれば幸いです。

TICKET チケット

特別チケット

前売り券・当日券

当日 前売り
ご購入期間:2023年7月16日(日)10:00 ― 9月29日(金)23:59
一般 1,800円 1,600円
高校・
大学生
1,500円 1,300円
中学生以下 無料
※ ご購入期間:2023年7月16日(日)10:00 ― 9月29日(金)23:59
  • 金額はすべて税込表記
  • 学生料金でご入場の際には学生証をご提示ください
  • 20名以上の団体は前売り料金
  • 障がい者手帳等をお持ちの方と同伴される介護者1名は無料

チケットサイト

GOODS 見どころ

図録や関連書籍、この機会にしか手に入らない
展覧会オリジナルグッズを多数ご用意しています。

PROFILE 作家略歴

1990年鳥取県生まれ。2019年東京藝術大学大学院油画修了。2016年現代芸術振興財団主催の「CAF賞」にて審査員特別賞受賞。2017年レオナルド・ディカプリオ財団主催のチャリティオークションに史上最年少参加。2018年Forbes JAPAN主催「30 UNDER 30 JAPAN」に選出。 2021年にはDiorとのコラボレーションを発表するなど多角的に活動。制作は絵画のみにとどまらず、彫刻や版画にも取り組み、国内外で発表を続けている。 主な個展に「King of limbs」(カイカイキキギャラリー、東京、2020)、「Here and Now」(マリアン・イブラヒム・ギャラリー、シカゴ、2021)「YUKIMASA IDA visits PABLO PICASSO」(ピカソ生誕地ミュージアム、マラガ、2022)、「Now is Gone」(マリアン・イブラヒム・ギャラリー、パリ、2022)。

IDA Studio Official Web site

EXHIBITION EXHIBITION 開催概要

京都展

Kyoto Exhibition

会期

2023年9月30日(土)
〜 12月3日(日)

※ 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)

会場

京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階

Google Map >

開館時間

10:00〜18:00

(最終入場は17:30まで)

美術館 ウェブサイト

京都市京セラ美術館 公式サイト

https://kyotocity-kyocera.museum/

主催

京都新聞、京都市

協賛

冨士機材株式会社、株式会社 小学館

特別協力

DIOR

協力

読売テレビ、Link Up Inc.、IDA Studio

後援

京都府、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京阪ホールディングス株式会社、株式会社エフエム京都

アクセス

〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町124

https://kyotocity-kyocera.museum/access

[電車]
地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分
京阪「三条駅」・地下鉄東西線「三条京阪駅」より徒歩約16分

[バス]
JR・近鉄・地下鉄「京都駅」からご乗車の場合は、A1のりば5系統・D2のりば86系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
阪急「京都河原町駅」からご乗車の場合は、Eのりば46系統・Hのりば5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
京阪「三条駅」からご乗車の場合は、Dのりば5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

[お車]
名神高速道路 京都南I.Cから市内へ約10km
名神高速道路 京都東I.Cから市内へ約7km

  • fujikizai
  • shogakukan

鳥取展

Tottori Exhibition

会期

2023年7月22日(土)
〜 8月27日(日)

終了しました

会場

米子市美術館

Google Map >

美術館 ウェブサイト

米子市美術館 公式サイト

http://www.yonagobunka.net/y-moa/

PRESS プレスルーム

井田幸昌 展
「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」
広報事務局<ネネラコ内>

〒531−0072 大阪市北区豊崎3-15-5 TKビル
Tel: 06-6225-7885
Fax: 06-7635-7587
Mail: ida-2023@nenelaco.com

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井田幸昌 展
「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」
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